拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、ご利用いただいております弊社製品「INFINITY電子平板(INFINITY 2021・2022・2023・2024)」につきまして、
異なる現場から[外部データ]-[電子平板データの取り込み]を実施すると座標情報が正しく連動しない不具合が発生していまし
たことをご報告させていただきます。誠に申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。
※取り込み先の現場が外業を実施した現場データと一致しているケースであれば、外業データの取り込み自体に不具合は発生しません。
この不具合についての修正には時間を要するため、まずは異なる現場から[外部データ]-[電子平板データの取り込み]のご利用を
控えていただきたくお願い申し上げます。
もしご利用になられる場合には、下記の手順で現場の取り込みをお願いいたします。
【安全な電子平板データ取り込みの操作手順】
1.電子平板で観測した現場をWingFanより選択、測量基本で起動します。
2.電子平板データ同期確認のメッセージ(「現場内にINFINITY電子平板の観測データが存在します。同期処理を実行しますか?」)が
表示されますので、「はい」を選択して同期を実行し、現場を保存します。
3.2.にて同期を完了した現場データを統合させたい主現場へ現場合成します。
※「現場合成」は以下の手順で行えます。(操作にご不安のあるお客様は現場を複写して実行してください)
①WingFanの[現場一覧]にて主体となる統合先の現場名上で右クリックします。
②[外部現場を合成]を選択します。
③「現場合成の使用上の注意」メッセージが表示されますので、ご確認のうえ[OK]を選択します。
④「現場選択」が表示されますので、電子平板観測作業を行った現場を選択します。
⑤保存先現場と合成現場のデータが表示されますので、[一括合成]または[選択合成]を選択し、「合成条件」を指定します。
⑥[OK]を選択して現場の合成を行います。
なお、現場の同期につきましては問題ございませんので、使用可能でございます。
不具合修正の時期につきましてはわかり次第、改めてご案内させていただきます。
弊社ではこれまでに、リリース前の製品チェックおよび管理に十分な注意を払ってまいりました。万が一不具合が発生した際も、
速やかな対応に努めております。今後もこのような問題が発生しないよう、更なる細心の注意を払ってまいりますので、何卒変わ
らぬご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
まずは、取り急ぎ、書中をもってお詫びとご報告を申し上げます。
敬具